ここ数年でものすごい勢いで増えてきたのが、色付きリップ。
本当に薄く色がつくものもあれば、結構がっつり色がつくものも。
唇は顔色の明るさを司ってるって話を前にもしました。結構唇に関しては無頓着な人が多いですよね。
でも、二次元の女の子は、唇が色づいてたり、ぽってり感があったりした方が可愛くてエロいですよね?!
別に自分が誰かから色っぽく見られたいわけではありませんけども。
「女らしさ」「可愛さ」という意味でいうと、唇の装いも馬鹿にできないんです。
色付きリップとグロスと口紅の違いについて、書いておこうと思います。
1.色付きリップ
- カバー力:★☆☆☆☆
- 色持ち:★☆☆☆☆
- ツヤ感:★★☆☆☆
- 保湿力:★★★★☆
ピュアな女子小学生~女子高生キャラの唇仕上がり。
ただのリップクリームの亜種。
色違い2P。
名前の通り、機能としてはリップクリームです。
保湿がメインで、それ以外には特に期待することはないです。
リップなので飲食やおしゃべりの合間に落ちていきます。
濃い色は難しいですけど、薄い色のものなら、鏡を見ずにさっと塗り直せるの手軽さが魅力。
改まって唇に色を乗せたいわけじゃないけど、血色良く見せたり、手軽なオシャレをしておきたいって人には、オススメ!
2.グロス
- カバー力:★★★☆☆
- 色持ち:★★☆☆☆
- ツヤ感:★★★★☆
- 保湿力:★★★☆☆
エロゲーに出てくるキャラのようなぽってり唇にしたいなら、断然グロス。
縦ジワをかくして、唇のツヤツヤ感、ぷっくり感を出してくれます。
リップよりは落ちにくいけれども、やはり食事なんかで落ちていきます。
ぷっくりやツヤ感を出してくれる代わりに、結構ねっとりした感触の液剤が多いので、風の強い日は使いどころを考えた方がいいです。
メイトへの道中激チャ中に、風に吹かれて顔にばしばし当たった髪に、べっとりグロスついたりします(グロス愛用者あるある)
気力補充したキャラのほっぺのツヤツヤ~とか、伝説の剣に埋め込まれた宝石の光沢とか、ああいうツヤ感を身にまといたい人は、グロスをどうぞ。
3.口紅
- カバー力:★★★★☆
- 色持ち:★★★★☆
- ツヤ感:★☆☆☆☆
- 保湿力:★★★☆☆
真っ赤なルージュを格好良くこなす大人の女タイプの唇仕上がり。
特筆すべきは、唇の元の状態を隠してくれるカバー力です。
仕上がりはマット(のっぺり)な感じなので、ツヤ感や保湿力なんかはあまりないです。
ただし、繰り出し(スティック)タイプの口紅は、ぶっちゃけピンキリ。
最近はメイク品に美容オイルを配合するのが流行ってるので、とろけるようななめらかな仕上がり(マットではない)や、オイルによる保湿力が期待できるものも増えてきました。
難点は、ベージュ系を使ってもしっかり発色するので、鏡を見ながら形を取っての塗り直しが必要なこと。
リップやグロスに比べると、食事しても落ちにくい方ではあります。
どこぞの貴婦人方が、アニメキャラの誕生日のために船を貸し切って、誕生日クルージング会合を開いたという伝説がいつぞやありましたけども、そういうちょっとお上品な席に行く時は、口紅がいいと思います。
4.配合成分に注意
リップやグロスでたまに、「ぷっくり唇を作る……!」系の煽り文句が書いてある商品があります。
パッケージの裏を見て、「トウガラシエキス」とか「カプサイシン」とか入ってたら、ちょっと注意しましょう。
辛さでタラコ唇にしようとしてるやつです。
別に悪いことじゃないし、確かに辛いものを食べたあと唇が腫れるような感覚になることもあるので、体に悪いものではありません。
が、唇弱い人とか、辛いものに耐性がない人は、
- めっちゃピリピリする!
- なんか唇痛い……?
ってびっくりすると思うので、一応注意だけしておきます。
ちなみに今冬流行の「ティントリップ」は、唇の中央の濃い色を乗せて、周りはふんわりぼけるという、超エロティックな仕上がりになる、ルージュです。
これ、自分に似合う色さえ間違えなければ、めっちゃエロいよ!!
だってほら、中央濃いピンク(赤)で周りに向かって薄いグラデって、これ乳首とかの色合いじゃん?!(こんな発想しかできない美容部員でごめん)
落ちにくくて、時間が経つほど発色する、というのが「ティントリップ」共通の特徴のようですが、個人的には今までなかった仕上がりがエロくて好み。
唇の輪郭がボケてる……というお悩みを持ってる人にはオススメできませんが、黒河的にはこの冬オススメ!
流行に乗れて、エロ可愛い仕上がりになるんだから、一本くらい持ってても損しないと思います!
プチプラコスメの王様・キャンメイクからも出てるので、気になる方は是非!
足先や指先の血行が悪くなって変色するような寒さになってきました。
唇も色の悪さや乾燥などの悩みが本格化します。
唇の手入れを怠って、ゾンビみたいに顔色悪いと思われる前に、何かぬりぬりしておきましょう。