ずっと後回し後回しにしなっちゃってたんですが、教えてほしいと言われている題材がありまして。
眉メイクについて書く予定はありますでしょうか? よろしければ黒河さんの解説を伺いたいと思っております。
眉メイク。
一番難しいところですよね!!
イラストだったらささっと描けちゃうのに、自分の顔に描くとなるとなかなか良い塩梅にならない!
阿散井さんとか火神君とか、二次元キャラの特徴的な眉毛は描けても、自分の普通な眉が描けない!
というわけで、今日は眉メイクやっていきますよ!
いつもみたいにあんまりオタク的なことに例えられてません。つまらなかったらごめんね。
1.そもそも眉って描く必要ある?
あるよ!
眉を「描く」って言うからわかりづらいですけど、アイブロウは「眉毛の隙間を埋める」ようなイメージです。
- 描いて眉の形を整える
- 眉を形作る
といったつもりで描いてもらえれば。
肌を白いキャンパスと見立てると、眉のところってちょこちょこ線が引いてあるだけなんですよ。
上から茶色やグレーの色鉛筆で塗ったら、ちゃんと色づいてはっきりしするでしょう?
メイクは絵を描くのと同じっていうけど、私はどっちかというと、メイクは塗り絵だと思ってますよ!
というわけで、眉は描いた方が、顔立ちがはっきりしたり、印象を操作してくれます。
2.描く時のポイント(形)
まずは私がざっくり描いたものをご覧頂こう。
基本の眉の形はこんな感じ。
赤い線が高さに気を付けるところで青い線が位置に気を付けるところです。
①赤い線は見ての通り!
眉尻は眉頭より低くならないように気を付けましょう。
二次元だと、眉尻がすごく下がってるのは、安心した顔とか、へにゃって笑った顔とか、「穏やかな感情」を表すものになるんですよ。
お好きな漫画にそんなワンシーンなかったでしょうか?
無かったら、嫁が桜の下で儚げに笑うところでも想像してください。きっと眉尻の下がった、柔らかい笑みを浮かべている光景が展開されているはずだ。
しかし、三次元だと、「加齢で肌が垂れてる」を表すものになるので、要注意!
自分の顔が老けてる気がする方は、眉尻の高さ気を付けるだけでも全然違うので、高めで止めておきましょう。
②③青い線は、目を目印にした眉の位置取りです。
②眉頭は目頭と同じくらいの位置に取りましょう。あまり内側に入りすぎると、目が寄ってる感じになっちゃいます。
③眉の一番高い場所である眉山は、黒目の終わり真上に取ると綺麗です。目頭から2/3くらいのところかな。
何か色々もっと細かい角度とか注意するところあるんですけど、この三つ押さえておくだけでも、全然違いますから!
3.描く時のポイント(描き方)
1で言ったように、眉毛の隙間を埋めるように描くと良いです。
眉毛のラインをがーっと一筆書きみたいにすると、「描きました!」な眉になるので、一本一本毛を書き足すようなつもりで描きましょう。
それから、眉頭はなるべくぼかしましょう。
眉の始まりのところなので、くっきりはっきり描いちゃうと、「ここから眉毛生えてます!」って自己主張激しくなっちゃうので、自然にした方が良いです。
あと、なるべく力を抜いて。
アイブロウを手の甲で試してみたらわかると思いますが、全然力入れないままふわふわやっても線が描けます。
普通の文字を書くような強さでやっちゃうと、マステ貼り付けた眉毛みたいになるので、力抜いて隙間を埋めましょう。
明日は眉メイクのステップアップ編をやります。
眉メイクがうまくいくと、ほんとに美人度が全然違いますよ!
それぞれ顔立ちに合わせて、もっとこういう方が良い感じだなってのがあるので、まずは今日ご紹介した基本を身に付けてから、調整してみてください。