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FF15がとっても最高だった話

FF15恐らくラストダンジョンに来たんだけど、徘徊してるシガイにめっちゃ苦戦する……!

サブクエそんなにサボったつもりないんだけどな……何故……!

というわけで、残すところラスボスとエンディング見るだけのところまで来た(多分)ので、感想書いていこうと思います!

まずはネタバレ無しで、書いていきます!

下の方に、ネタバレ込みで書いていきます。

 

本作は、ルシスの王子様ノクティス(あだ名はノクト)が、婚約者のルナフレーナ(あだ名はルーナ)と結婚するために、王都を出るところから始まります。

婚姻のために出向くっていっても、ルシス王国はニフルハイム帝国と停戦を控えた緊張感ギリギリな時期なので、あまり大々的に移動もできず(居場所や素性がバレて暗殺とかあってもいけないから)、お供というか友人を3人引き連れて、キャンプしたりしながら旅します。

王都から出るのは初めてなノクトなので、広い自然に感動したり、出会った人からの頼まれ事をこなしてあげたりしながら、旅を続けるんですが……。

 

1.オンラインゲームを意識したシステムとか

  • マップがシームレス!(切り替えがない)
  • メインストーリーを進行させるイベントより、寄り道サブクエの方が容量が多い!
  • 色んな武器を選べて、プレイヤーが得意な戦い方がしやすい!

オンラインゲームはしたことがないんですけど、色んなところから聞きかじったオンラインゲームの雰囲気や印象を体現してる印象です。

釣りとか料理とか、すごく凝ってるんだよ!

やってもやらなくてもいいけど、やると有利になるかなって感じ。

車に乗って旅をするんですけど、またその車を色やステッカーなんかでいっぱいカスタムできるんです。

こういう、色んなものを自分仕様にカスタムできて、自分だけの世界の味わい方ができるっていうのは、オンラインゲームが得意としてきたゲーム性だったと思うんだけど、FF15はがっつりこれが盛り込まれた感じです。

それが良い悪いとか、FF14(オンラインゲーム)と比較して~とかいうんじゃなくて、これを、この世界を、自宅の据え置きゲームで、しかもオンラインじゃないゲームでできることの楽しさよ!

オンラインゲームってやっぱり、良くも悪くもリアルタイム世界とつながってて、それでしか味わえない感動や何やもあるんだろうけど、私はできれば1人で、もしくはリアルの友達や家族と、やりたい派です。

きゃあきゃあ言いながら身内の時間内でじっくり楽しんで、後日何気ない会話の中で、「ここまで進んだ」「これやった?」「こういうイベント見れるんだよ」「あそこのシーン良かったよね~!」って言い合う、何とも狭い楽しみ方が好き。

オンラインの、それぞれ得意なことに特化してたり、足りないところを支え合いながら突破していける感じはとっても素敵だと思う。

でも、私が「何度やってもできない~!」ってなった時に、コントローラー奪って代わりにやってくれる人が隣にいたり、誰かがプレイしてる横で攻略本片手に「そっち行ったら宝箱あるよ!」って茶々入れたり、一緒にだらだら食事したり買い物してる時に「この服可愛い!」の話題と並列で「あのボスほんと強いよね!」で笑い合える感じが大好きです。小さい頃から、ずっとそれをしてきたから。

だから、あれこれメインストーリーじゃないサブクエがいっぱいあったり、のんびり釣りやキャンプをしつつ、その傍にめっちゃ危ないダンジョンがあったりする世界を、据え置きゲームでやるのはある意味憧れでした。ありがとう、スクエニ。

寄り道サブクエすると、広い世界の色んな場所に行く機会ができて、色んな経験ができる。

昔のRPGってサブクエはめっちゃ面倒くさい「やり込み要素」って呼ばれるのばっかり(攻略本ないと、できないだろ! みたいなの)で、そういうのはやり込みゲーマーな人たちががんばるものだったんですよ。

でも、オンラインゲームお得意の、「やってもやらなくてもいいよ」「でも、やると世界が広がるよ」「君だけの世界が作れるよ!」みたいなサブクエは、なかなか少なかった印象です。

据え置きゲームのFFにこれが持ち込まれたのは、何とも嬉しいことです。

それから、やっぱり私は、既成キャラの人生を見せてもらうのが楽しい。自分やネットの向こうにいる友達じゃなくて、ゲーム画面の中のキャラの生きざまを見たい。

私は明日も、イグニスの作れる料理を増やすために、お金を稼いで、高級レストランでイグニスに新しい料理を食べさせてあげたくなる。

私は明日も、ノクトに新しい釣り道具をあげるために、モンスター闘技場で賭けてコインを稼ぎたくなる。

写真好きなプロンプトがあそこで撮りたいって言いだしたら、撮影スポット探してうろうろしたいし、サバイバル好きなグラディオが喜ぶから、今夜もおまえらは街の宿じゃなくてキャンプだ!

(余談だけど、街にあるキャンピングカーみたいなやつ宿だと思ってなくて、中盤までキャンプ以外夜を過ごす手段が無いと思ってました)

釣りも料理も写真も、ラスボスを倒すために絶対必要ではないけど、ラスボスに挑む4人が美味しい食事でお腹いっぱいになって、今日一日を振り返って幸せに眠れるかもしれない。

RPGの本来の醍醐味である、「主人公=プレイヤー」なゲームも好きだけど、主人公の人生を応援したり茶々入れしながら一緒に味わわせてもらうFFらしいゲームが大好き。

今日もあの子たちが世界を救えるように、私はコントローラーを握るんだ。

15はそれを本当に楽しませてもらってます。

あと、FF12の頃からそんな雰囲気はありましたけど、バトル方式が結構変わってます。完全にATB制(アクティブターンバトル:1ターンに各キャラ1つずつ行動を決めていく方式)とかコマンド入力を廃して、アクションっぽくなってきました。

慣れるまでだいぶかかるよ!

未だに召喚獣が呼べない!!!

KHとかもちょこちょこやってたけど、15のバトルはまだまだ奥が深くて、終盤になっても上手くいかないことも多い!

くそう、明日はもっと、スキルを上手く使って勝ちたい。ノクトがカッコよくラスボス倒せるように。

FF15の「今日」「明日」「1日」みたいなものの意義とかを、こちらの方がキレイにまとめてくださってるので、FF15気になってる人とか、イケメン4人のキャラゲーじゃんと思ってる人には是非読んで頂きたい…ネタバレ無いから大丈夫!

FF15で私が衝撃を受けたところ

 

2.キャラクターや世界観に関して

何かもう、1でだいぶ語ったけど、とにかくみんな「生きてる!」感がすごい。

メイン4人なんか、趣味バラバラなんだよ。性格もあっちこっち向いてる。

ツッコミどころはそこそこある。

説明足りなくて、状況把握できない箇所もいっぱいあった。

FF15は事前にアニメやってたりして、多分ゲームで出てきた設定がそっちで色々掘り下げられてるんでしょうし、FFお得意の「攻略本に載ってるコラム・設定集・隠し小説」でいっぱい補完されてるんでしょう(FF10-2までは攻略本全部買ってましたけど、ゲーム内で語られてない小説や心情描写がいっぱいあること)

でもやっぱり、「作品」として世に出す以上は、ひとつのタイトルで受け手がある程度わかるようにしてなんぼなところもあると思います。

公式サイトもアニメも観ずに始めた身には、説明不足でわからないところが結構多かった印象。

特に地名とか、国と国の関係性とか。

ルナフレーナって、ルシスの敵・帝国の人間だと思ってたんだけど、違うのかな?

でも、寄り道したりキャンプしたりしてる間の会話をきちんと拾ってれば、そのキャラが何を思ってそんな行動してるのかって、何となく理解できるんですよ。

あの夜こんなこと言ってたもんな……、とか、普段からああやって言うもんな……って。

文化水準が現代に近いのも、それに一役買ってるんだと思います。

みんなスマホ持ってるんですよ。車で道路走るし。

久しぶりに宿泊まったら、トランプしてたり、ソシャゲで対戦してたりするんですよ。

「こんな過酷な世界で、娯楽もそう無いだろうから、そんなこと考えてる暇無いよな……」っていう、ファンタジー世界のキャラへの思いの馳せ方とは違うんですよね。

ノクトが釣りしてる間、プロンプトが飽きて「待ってる間、俺キングスナイト(ソシャゲ)してていーい?」って言ったりする。

最高に現実。最高に、この世界で20歳前後のこいつらが生きてる感。

  • そうだよね、もう20歳だもんね、モテたいとか考えたりするよね!www
  • そっか、まだ20歳だもんね、すぐには心の整理つかないよね……。
  • そりゃ、あれだけ電気水道整備された街に住んでるんだから、キャンプ続くと不便に感じたりするよね。
  • 写真マジ下手www

そういうリアル感とか、ライブ感が積み重なって、嬉しいこととか、辛いこととか、ノクトたちと一緒に追っかけられて、本当に楽しいです。

特に、ノクトは王子様で、生まれて初めて王都の外へ出るんですよ。

何か社会経験もそこそこはあるみたいなんですけど、でもやっぱり周りに甘やかされてる感じが強い。

だから余計に、プレイヤーの私たちも一緒に楽しめる。

  • 「面倒くさいけど、ノクトの社会見学だと思えば……!」
  • 「ノクトたちも初めて見るんだもんね」
  • 「おまえら心広すぎかよ~これはキレてもいいよ!」

って、彼らが初めて目にするもの、経験することに反応する度、見守ってるこっちも茶々入れしながら、どんどん広い世界に連れていってあげたくなってくるんですよ。

ついでと言わず、グラフィックが純粋にキレイで、もうこれ実写じゃね?! ってくらいなので、みんな是非ルシスの大自然を見て欲しい。

ノクトが生まれて初めて見た、自分の国の美しさは、筆舌に尽くしがたい。

 

3.ネタバレ込みの感想

以下、ネタバレ込みで書いていきます!

 

 

フォロワーさんに、「8章までで遊び倒してください」って言われてて、とにかく8章まであれこれサブクエに手を出しました。

杓子定規(道路に沿った)冒険しかできないタイプなので、白峰かなに草原の果てまで冒険してもらったり(彼女のおかげで、びっくりするような発見がいっぱいありました。本当にありがとう!)

で、いよいよ挑むぜ、と意気込んで進めた8章以降は、息つく間もない急展開に次ぐ急展開、心抉るようなイベント、明かされる息苦しい真実ばかりで、本当にしんどかったです。

途中のあのパーティのギスギス具合がリアルすぎて、本当に。

積み重ねてきた日々があるから余計に、4人それぞれの気持ちがわかって、苦しかった。

今まだエンディングを見れてないので、重い悲しみがのしかかってるところで、お願いだからエンディングで少しでも救いがあってくれと願って止みません。

っていうか、薄々感づいてたけどFFさあ、主人公殺そうとする話多すぎない?!

もうそろそろ自己犠牲物語やめてほしい……世界じゃなくておまえを救う物語を手伝いたいよ。

何分水中で息を止められるようになれば、ノクトもティーダも救えるの??

結婚式がエンディングだって信じたいけど、どう足掻いていもあの設定じゃ、ご都合主義じゃない「生存ED」は思い浮かばない……。

とにかくレベル上げて早くエンディング見ます……!


※これ書いてる途中で、最後までクリアしました。


もう駄目だよ、号泣だよ。隣に相方いたから自重したけど、喉の奥が痛くなるくらい泣いた。

イグニス、どんな気持ちであのお見送りの言葉言ったんだろう。

グラディオは、ずっとノクトの口から、ノクトの気持ち聴きたかったんだろうな。

プロンプトのあのいつもの笑顔を、最後の最後で曇らせちゃったの、きっとノクトも辛く思ってたよ。

駄目だ、思い出したら泣けてきた。

クリアした人は、是非タイトル画面で5分くらい放っておいてみてほしい。泣くぞ。

個人的には、別に物足りないとか、不満とかほとんど無い物語でした。

ルナフレーナやアーデンの素性・背景くらいは、もう少し描写あった方がわかりやすかったなとは思うけど。

でも、その分、ノクトがどんな風に覚悟を決めて、どんな辛さを噛み殺しながら挑んだのか、それにはどれだけ3人の存在が大きかったかって、いっぱい見させてもらえたから。

写真ありがとう。

 

プロンプトが可愛い。無条件に可愛い。何やっても可愛い。

なんだよおまえ~喋るチョコボか?

何であんな子が育ってしまったんだ?

あんな子を育てたルシスの王都は、よっぽど良い場所だったに違いない(彼はルシスの一般市民だから!)

いや、プロンプトがああなるように努力させたノクト王子のカリスマ性がすごいのかもしれない。

イグニスと何気に仲良しで可愛いし、グラディオちょっと怖がってる(ぽい)のも可愛いし、ノクト好きすぎで隠し撮り多いのも可愛い。

イグニスママのご飯私も食べたい。今晩うちに作りに来てほしい。

道に迷うと、「イグニスママ~助けて~」って半泣きになるのやめたい。

※私はイグニスに出会って生まれて初めて「バブみ」という感情を理解しましたb

イグニスは本当に、ノクトがどんなノクトでも受け入れてやりたいっていう母性の強い人で、グラディオはノクトに理想の王様像を期待してる父性の強い人だなっていう印象。

危機管理はできるけど本能寄りのグラディオと、結構ウェットなこと優先する癖に理論的なイグニスは、パーティの統率係(年上組)として良い夫婦(コンビ)だ。

そしてその良い夫婦の下ではしゃぎ倒すバブちゃん2人。ちょっと男子~、20歳になって男子高校生のノリやめなよ~FF15プレイヤーが悶えて死ぬぞ……。

 

仲間3人に視点がフォーカスされた番外編コンテンツが、そのうちダウンロード追加されるって聞いて、オフライン据え置きゲーマーは、PS4をネットにつなぐことを真剣に考えている……。

ED後の話はきつすぎるから、噂の王子の高校生時代くらいのエピソードにしてほしい。

あと、うちのレガリア空飛ばないままだったんですけど、私何か見逃してる???

とにかく一回クリアしたから、今度はゆっくり世界を回ることにします。

まだ踏破してないダンジョン潜ったり、困ってる人を助けに行ったり。

それで、思う存分キャンプするんだ!

君がいてくれるから、暗闇だって怖くなんかないよ。Stand by me, stand by me.

そうだ! 英語音声にして2周目もしたいんだ! 飽きずにFF15充します。

私、こんなに長々ととりとめのない感想を書ける程度には、FF15ハマってたんだなあ……。毎日「早くやりたい!」ってコントローラー握ってたわけじゃないと思ってたのに。

ありがとう、スクエニ。良い作品でした。まだまだ遊びます。

パケ版に入ってるリーフレット。 みんなおつかれさま。

ところで、15のメインBGMの最初の4音くらい、10の「素敵だね」とかぶってて、思い出そうとすると「かーぜがよーせた」になるの私だけですか

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