こないだ、どのアイテムの金額ケチったらいいかな~、ってのをやったんですが、反対に化粧品にお金かけることにも、それなりの意味があります。
顔は皮膚が薄いところばかりですし、メイクするとなかなかしんどい思いをします。
やっぱり、人間相対した時に一番に見える、自分の広告塔みたいなところだから、荒れたり疲れてると、嫌ですよね。
ちょっと高級な化粧品使ってあげると、その広告塔を
- キレイにメンテしたり
- キレイにデコったり
- お疲れ~って差し入れしたり
- ちょっと贅沢させてあげられたり
できるんじゃないかな、と私は思っています。
というわけで、今日はちょっと、私が溺愛しているシリーズの話のダイレクト・マーケティングします!
前もハンドクリーム紹介したけど、インフィニティというシリーズです。
インフィニティは高級ラインなので、スキンケアに求められる大体の役割がぎゅっと詰め込まれてます。
美白も保湿も肌のハリも弾力も!
保湿成分のエーデルワイスエキスはミラコレにも使われてる成分で、肌をふっくらさせてくれます。
何より、あの香り!
コーセーお得意の香りで、アスタブランとかにも使われてるんですけど、「高級な匂いだー!」って感じる香りが、もうお手入れの最中たまらない!
語彙力なくてごめん! 文章で上手く伝えられないのが残念だ!
あとね、ちょっと一回高級ラインを使うとわかるんですけど、
本当に良いものの「しっとり感」って、「べたつき」とは違うんですよ。
マジで!
インフィニティのバイタルシーリングは私が世界で一番愛してるスキンケア用品なんですけど、本当に全然、べたついたりしないから!
使った後お肌がしっとりもっちりしてるの!
生後数ヶ月とかの赤ちゃんが周りにいたら、ほっぺ触らせてもらってください。マジであんな感触になるんだ、高級ラインの「しっとり」は!
私も普段は化粧品ケチって、単行本買ったり、新しいゲームソフト買ったりしてますが、たまには贅沢したくなる。
何より、そういう「自分に高級品使ってあげた!」っていうのが、自分にご褒美あげてる感が出ていて、ちょっと幸せになります。
でも、女の人って、そういう「思いこみ」とか「信じる」ことに意義を見いだすし、気分や雰囲気が気持ちに影響しやすいんだって!
ムードとかシチュエーションとか、結構気になるもんね。女性向けの二次創作って、男性向けより「何故それに至ったか」みたいなストーリー付けに重点置かれてるのも、多分それ。
- 「私にとって、これが何よりキレイになれるもの!」
- 「これが私をキレイにしてくれるもの!」
っていう気持ちが、本当にキレイを実現してくれるそうです。
なのでみなさんも、そういう「好き!」って思える気持ちを大事にして、自分にとって素敵なアイテム周りに増やして、どんどんキレイになってください。
ボーナス出たから、久しぶりにインフィニティ買いに行ってこよう!
余談
入社して一番最初の私の上司は、私と最悪レベルにウマが合わない人でした。私が求めていた上司像からかけ離れた人だった。
そこは色んなメーカーのBAさんが一緒に働いてるところで、良いことも悪いことも楽しいことも辛いことも、色んな人がいっぱい教えてくれる職場でした。直属の上司以外の人たちも、私を教育してくれたわけです。
上司が大嫌いだったので、私はよくBAさんたちに質問するようになってました。
学生時代の黒河は、化粧嫌いで日焼け止めも塗らず、すっぴんであちこちチャリを乗り回す奴でした! お陰で太股にシミがあるんだよ! 今逆行できたら、私は日焼け止めを塗る生活をする。
というわけで、入社直後の私は、ファンデの色が合ってなかったんですよ。
そこそこ肌明るいんですけど、日焼けのせいで地黒だと思ってたので、めっちゃ色の濃いファンデ使ってました。
BAさんたちそれに気づいてたんですけど、一番最初にそれを指摘してくれたのがコーセーのBAさんだったんですね。
「黒ちゃん、首と色合ってないよ」って。
そのBAさんは私と同い年だったんですけど、思春期から化粧に興味を持って、私より何年も早く仕事を始めてた人だったので、とってもキレイな、仕事のできる人でした。今思い出しても憧れます。
で、当時配属されてたところは、平日の昼間はかなり暇なところだったので、そのBAさんは上司に許可をもらって、店頭で私のフルメイクをしてくれたんです。
給料泥棒じゃないです。研修の一環です。
- 「クレンジングはね、こうやってさっさと落としちゃうんだよ。あんまり時間かけちゃダメだよ」
- 「朝のスキンケア、ナイトクリーム使ってるの?! 黒ちゃん乾燥肌じゃないんだから、要らないよ! だから昼過ぎにずるずるに崩れるんだ!」
- 「でもインナードライっぽいね。導入化粧水使ってみようか」
- 「ファンデはこの色! あんな暗い色使わなくていいよ、色白だよ」
- 「アイシャドウも青より緑が似合うよ! 今日はこっち使ってみよう?」
化粧品カウンターなんて行ったことがなかったから、人に化粧をしてもらうのなんて、成人式の写真撮りの時以来だったんですよ。
しかも、スキンケアからしてくれて、色々教えてくれながら。
私、こんなにキレイになれるんだ!
って感動しました。
毛穴やニキビも隠れるし、眉だってきりっとして、素敵になれる。
鏡見て感動してたら、そのBAさんが一言。
「キレイにしてもらえると、嬉しいよね。今度は、あなたがその喜びを、お客様にあげるんだよ」
今でもその教えを胸に、日々励んでいます。
毎日、初めて見る化粧品を覚えることから始まって、緊張していた日々。
質問してもろくに答えてくれない上司に馬鹿にされるのが、心底辛かった日々。
あの日、そういう思いを一気にほぐしてくれた、BAさんの手が忘れられません。
あの時、私にキレイを教えてくれたブランドが忘れられません。
自分でも、思い出補正だなあって思うんですけど、実際私をキレイにしてくれるから、何かあるとついついインフィニティに走ってしまいます。