相方の白峰がこんな本を買って参りまして!
見せてもらったら、すっごく可愛い! 見てるだけでインスピレーションの種になりそう!
特別和服や和物に萌えを感じるわけではないんですが、純粋に着物を見たり着たりに興味はありまして。
で、そういえば洋風メイクと和風メイクは、結構違うんだよなということを思い出しました。
- 年末年始は着物でお出かけ!
- 1月には成人式!
- 春には卒業式で袴着るんだ!
などなど、そろそろ着物着る機会が増える方もいらっしゃると思うので、ちょっと和装メイクの注意点など書いておきます。
折角とうらぶで時代物流行ってるんだから、和装メイクして着物着て「審神者オフ会!」とかやったりしないのかな。
上に載せた本にも書いてあったけど、都会のリサイクル和服店とか行ったら、1000円くらいから着物もあるらしいし、これを機会に着物好きな人増えてもいいと思う!
1.和装メイクと洋装メイクの違い
普段私たちがやってるメイクは、どっちかっていうと洋風メイクです。
目力すごくて、顔のメリハリはっきりしてる感じ。
要は欧米人顔に近づけようとするのが、今の日本で主流のメイクなわけでうす。
対して、和風メイクは、あまり凹凸感を出さないのが基本。
元々の顔立ちが、欧米人に比べて鼻筋が低かったり、頭の骨自体が薄かったりと、扁平なのがアジア人なんですね。
歴史の教科書に載ってる着物のお姫様の絵見ても、「目細っ! 額せまっ! 顔白っ!」って思うでしょ?
あんまり顔にメリハリをつけないようにしてあるから、平たくて、部分部分のパーツが目立たないようになってるんです。
というわけで、今時の、シェーディングやハイライトを使って顔立ちにメリハリをつける方法、アイメイクをばっちりする方法、なんかは和装メイクには向かないと思ってください。
2.実際のメイクで気を付けること
ベースメイクで気を付けることは、粉感と明るさ。
白は膨張色です。膨らんだり、出っ張ったりして見えます。
和装メイクではこれにより、顔の凹凸やメリハリを見えないようにしています。
なので、少し明るめのファンデーションを使ったり、粉おしろいをしっかり使って透明感を出してください。
また、リキッドなどのファンデーションを使うと、ツヤ感が出てしまって、和装メイクのバランスを損なうので、ツヤのあまり出ないパウダーファンデーションをオススメします。
アイメイクはあまりがっつりしないこと。
というのも、縦幅を出してしまうと、目が丸くて大きい印象が強まるので、洋風メイクになってしまいます。
出すなら、横幅。
アイラインを横へぐっと引いて、アイシャドウも目尻側に色を乗せる。
遊郭パロの花魁とか思い出してください。
切れ長の目尻に赤が入ってて流し目がセクシーでしょ?
アイシャドーはブラウンやピンクやグレー系をオススメ。ブルーとかあまり派手なのにすると、着物とバランスが悪くなっちゃうので。
ちなみに、日本人は元々一重が主流で、細い目の方が多かったそうなので、一重や目の小ささにコンプレックスを抱いている人は、着物とか和装メイクの時に映えますよ!
眉は細目に薄めにね!
マロ眉とかいって、小さい丸い眉が和装の代表でしょ!
眉もなにげに自己主張激しいパーツなので、薄く細くして、あまり顔をはっきりさせないのがねらいです。
それから、チークは基本薄目に。入れるときはなるべく横長に。
あまりがっつり入れると、これも顔のメリハリになってしまうので。
口元はグロスやリップは控えましょう。
マットな口紅がオススメです。
ファンデのところでも書きましたが、ツヤ感は和装の敵なので、グロスのてかてかぽってり感はやめた方が、和装らしさが出ます。
色々書きはしましたが、ご紹介したのはあくまで、「和装らしい」メイクの方法です。
同じ着物でもモダンな着こなしをする場合には、洋風メイクの方が合う時もあるでしょう。
メイクのチュートリアルでも書きましたが、メイクは好きなものとTPO。
着物を着る時には、こういうメイクが合うんだな、と参考にだけしてもらえれば。
12/6追記
相方の白峰が、上で話に挙げた「きもの番長」のレビューを書いてくれました!
創作・写真アンテナブログ:たてはち 着物に興味津々!【きもの番長2を紹介します】
彼女は絵を描くのが好きで、写真を撮るのが好きなので、私にはないそういう観点からのレビューが興味深いです。
効率厨なので(笑)、イベントの時に役に立ちそうなものとかも紹介してくれています。興味ある方は是非のぞいてみてください!