ゲームはまず初めに操作方法を教えてくれるチュートリアルがあります。
新連載の漫画の第一話は、主人公の状況や世界観の説明をわかりやすくしたエピソードから始まります。
メイクに関しては、教科書みたいなものが世の中にたくさん出回っています。
春になればスイーツ向けの雑誌は大体、「初めてのメイク講座特集」が組まれているけど、まずそもそも自分に合ったスイーツ雑誌がわからないんですよね。
買ってみようかと思っても、最近は立ち読み・破損防止のために、ビニールや紐でパッキングされてる雑誌も多くて、どんな方向性のものかわからない。
- 女性向けファッション雑誌も、ゲームや漫画みたいに、裏にあらすじ書いててくれりゃいいのにな。
- 1.自分の顔をよく見ろ!
- PCやスマホの方が見たいだろうけども。
- 順番通りじゃねえか、何がおかしい?
- 2.強欲と羨望の権化になれ
- こんな顔に生まれりゃ人生楽しかったろうなと思う二次元ヒロインでもいいです。
- 赤ん坊は親の言葉を真似して覚えるのに、何で私たちがメイクをするのに理想の人のメイクを真似しちゃいけないんですか?
- 化粧の頭文字は「化(ばける)」。
- 化粧とは、周りからどう見られたいのか、印象を操作する手段です。
- 3.必要なメイク道具
- 4.好きなものは諦めない!
- メイクの極致も、メイクを楽しむ気持ちです。
- 使いたくもないアイテムでしたくもないメイクをして、なりたい顔になれないなんてのは、新商品の勉強会の美容部員だけで十分です。
- 好きだからって、アイシャドー真っ青で、口紅真っ赤にして、葬式は行っちゃ駄目だよ。
女性向けファッション雑誌も、ゲームや漫画みたいに、裏にあらすじ書いててくれりゃいいのにな。
あらすじ読んでも、「この冬は湯上りメイクの無防備感で! 足し引きコーデで抜け感を出して!」とか書かれてたら全然意味がわからないけれども。
結局、自分に合う雑誌も、メイクの方向性もわからなくなって、考えてる間に面倒になって、もういい! 俺は嫁に貢ぐぞ! って、漫画コーナーへ足を向けるんですよね。
というわけで、本日はメイクのチュートリアル。
顔立ちや肌悩みによって色々違うので、まずは超基礎部分をやっていきます。
1.自分の顔をよく見ろ!
鏡見ましょう。
PCやスマホの方が見たいだろうけども。
自分の顔の悩みや欠点が目に付くので、鏡見たくない! って人も多いでしょうが、まずは冷静に現状確認です。
自分の弱み強みを理解しないと、どこをどうしたらいいのかわからなくて当り前です。
初めて仲間に入ったキャラは、ステータスや使える魔法を確認してパーティに組み込む。
漫画初登場キャラは、性格や周囲との関係性を確認して二次創作に組み込む。
順番通りじゃねえか、何がおかしい?
(cv.難波で聞きたかった…どうしてアニメ打ち切りおった…)
自分の顔立ち、気になる欠点、逆にそのままで魅力的な長所、どういう感じになっているのか、一度じっくり見てください。
2.強欲と羨望の権化になれ
自分の顔立ちを見たら、誰かお手本を見つけましょう。
可愛いなと思うモデルさんでもいいですし、こうなりたいと思う女優さんでもいいですし、
こんな顔に生まれりゃ人生楽しかったろうなと思う二次元ヒロインでもいいです。
メーキャップアーティストも日夜苦労してますが、絵描きさんも女の子の顔立ちを色々と苦労しながら描いてらっしゃいます。
古くから日本人が連綿と組み立ててきた漫画絵の描き方は、三次元を二次元でわかりやすくするための「記号」と「ルール」です。
それをメイクに生かすのであれば、「記号」と「ルール」を二次元から三次元に引っ張ってくるだけです。
次元が違うから再現は無理、と切って捨てなくてもいいです。
あなたが「良い」と思う子をお手本にしましょう。無理にスイーツが追っかけてる読モを好きになろうとしなくてもいいです。
勿論、憧れのモデルさんや女優さんがいる人たちも、あの人にはなれないから……なんて、自分に近い顔立ちの人を選び直さなくていいんですよ。
赤ん坊は親の言葉を真似して覚えるのに、何で私たちがメイクをするのに理想の人のメイクを真似しちゃいけないんですか?
強欲になって。顔立ち似てないじゃんとか言う心の中のモブは、簀巻きにして奈落に沈めてください。
さて、あなたがお手本にするその子は、
- 垂れ目ですか? 吊り目ですか?
- 唇は薄そうですか? ぽってりしてますか?
- 丸顔ですか? シュッとしてますか?
- 眉は太いですか? 細いですか?
こうなりたい! というお手本と比べて、自分の顔のパーツの違いを見つけましょう。
そして、自分がメイクでどういう顔を作りたいのか把握してください。
- 足りないから足さなきゃいけないところはどこか?
- どういう方向に色味や線を足せば近づけるのか?
- このまま生かせるパーツはどう生かすのか?
化粧の頭文字は「化(ばける)」。
化粧とは、周りからどう見られたいのか、印象を操作する手段です。
強欲と羨望をエネルギーにして、自分の顔をどうしたいのか照準を決めてください。
3.必要なメイク道具
一応メイク道具を書き出してみます。
人によっては他にも色々必要だったり、こんなに使わねーよ?! という人もいると思うので、適宜取捨選択してください。
- 化粧下地
- ファンデーション
- コンシーラー
- シェーディング
- ハイライト
- フェイスパウダー(粉白粉)
- アイブロー(眉墨)
- アイブロウマスカラ(眉マスカラ)
- アイシャドー
- アイライン
- マスカラ
- 口紅(グロス、リップ)
- チーク
メイク道具は省きました。
超最低限の人は、下地、ファンデ、アイブロー、口紅、くらいでいいと思います。
アイメイクはぶっちゃけしない人も結構いますしね。
4.好きなものは諦めない!
アイテムは好きなの選んでいいよ!
近づけたいメイクによって、これ使った方がうまくいきやすい、というのはありますが、基本は好きなものを選びましょう。
だって、「これ本当は使いたくないんだけどな……」と思っても楽しくないじゃん。
優秀なテニヌプレイヤーがたどり着くテニヌの極致は、テニスを楽しむ気持ち・天衣無縫の極み。
メイクの極致も、メイクを楽しむ気持ちです。
アイシャドーや口紅が、この色味好きなのに似合わないなーと思ってしまうなら、似た色味を別メーカーで探すことをおススメします。
確かに肌色には個人差があるので、似合う色味・似合わない色味というものがあります。
アイシャドーや口紅の色味は、似通ってる気がしても、作ってるメーカーによって発色の違いも微妙な差もあるので、別メーカーのものを探してみるのは有りだと思います。
重要なのは、「こういうメイクがしたい!」「このアイテム使いたい!」という楽しい気持ちをかき集める姿勢。
幼少期にやりたくもないことをやらされたキャラ、したいことをさせてもらえなかったキャラは、大人になって歪んでたり悪役になったりしてるでしょう。
使いたくもないアイテムでしたくもないメイクをして、なりたい顔になれないなんてのは、新商品の勉強会の美容部員だけで十分です。
(何だこのクソみたいな新商品……! と思いながら試し付けしたり、接客の練習したりしてる時もあります。大体「帰ったら最新話見よう」って現実逃避してます)
好きなもの集めろと言いましたが、2個だけ注意!
- 顔全体のバランスは忘れないように!
- TPOを考えたメイクを!
好きだからって、アイシャドー真っ青で、口紅真っ赤にして、葬式は行っちゃ駄目だよ。
アイシャドー真っ青で口紅真っ赤にして似合うのは、金髪の白人とか、一部の化粧映えする顔立ちの方だけです。某HEROTVのプロデューサーとかな。
個性的なキャラばっかりのチームは実に魅力的だけど、画面がうるさいでしょう。
片方が熱血漢なら片方は冷めてるのがコンビとしてはうまくいくし、王道でしょう。
王道の「王道」たるゆえんは、わかりやすく美しく、万人受けしやすいからです。
バランス考えて、でも好きなものは大事に。
意外と忘れがち&意識してない、超基礎的なメイクの心構え。
すっぴんでOKな時より20分は早く起きて、手間暇金もかけてしなきゃいけないメイクです。
どうせなら、楽しく、貪欲にいきましょう。