日焼け止めの話をたくさん書いてたので、こんなご質問を頂きました!
先日、日焼け止めの話題が出たので思ったのですが、日焼け止めの目に染みない塗り方を教えて頂きたいです(いつも顔全体に洗顔する時と同じような手つきで塗ってます)
確かに、化粧品って、箱の裏に「適量塗ってください」って書いてるくらいで、適切な使い方・塗り方って載ってないんですよね!
まあ、使う人のお悩みに合わせて好きに使ってくださいっていうのが、メーカー側の本音でもあるんですけど。
こちとら、伝説の剣使ってたら、戦闘の最中に望む形に変形させられる主人公じゃねえんだぞ!
目閉じて、「力が欲しい……! これを塗ったら超美人に変身する力が!」とか願ったら、化粧品から派手なエフェクトで液体飛び出してきて、音楽と光が止んだら美人に変身してくんねーかな。って思いながら、地道にぬりぬりするしかないですからね。
では今日は日焼け止めの塗り方を!
1.顔に塗る
洗顔するみたいに塗ってもらっても、全然構いませんよ!
ただ、ご相談頂いた方は目にしみるとのことなので、目のキワなんかの、皮膚が薄いところにがっつり塗っちゃってるのかもしれませんね。
あと、量が多くて、目周りに塗る頃に余った分がたっぷり目のキワまで押し迫ってるのかもしれません。ちょっと少な目にしてみると良いかも。
日焼け止めの顔分の適量は、ビー玉一個分くらい。
ガシャポンで出てくるキーホルダーのアニメキャラ(notねんどろ)の頭くらいの大きさが一回量!
一応写真撮ってみたけど、わかりにくいかな。
撮ろうとしてる間に溶け始めたよ、ごめんやで。
塗り方一番おススメなのは、日焼け止めを両手の平に出して、スタンプするみたいにぽんぽん塗る方式です。
「スタンプ塗り」といって、どんだけぇ~の人が提唱した塗り方なんですが、BBクリームや下地なんかも、意外とこの塗り方でいけます。
手の平でぽんぽんすると、細かい目周り等はあまりべったりつくことがないので、BBクリームとかはちょっと整えてあげる必要がありますが、日焼け止めくらいなら少々気にしなくても。しみたりヒリヒリしがちな方にはおススメです。
しっかりきちんと塗りたい! という方には、五点置きをおススメします。
- 両頬
- 額
- 鼻の頭
- 顎先
の五か所に日焼け止めを置いて、そっからそれぞれを広げていく塗り方です。スプラトゥーンやりたくなるな。
これは広げていくやり方なので、「右頬に乗せた分はこっからここまでの分」という配分ができて、量の調節がしやすいです。
あと、日焼け止めは強いものを使うと、肌荒れを起こす方がいらっしゃいます。
目にしみるというのも、もしかしたら頬は大丈夫でも、皮膚が薄い目周りは「荒れそう!」という肌からのサインかもしれません。
SPF50くらいを使われてる方は、30くらいの弱いものに変えてみてもいいかも。敏感肌さんや、日焼け止めで荒れやすい方は、50使うと強すぎます。
2.体に塗る
首は顔と同じくらいの量を手の平に出して、塗り広げればOKです。
この時、ひよこサイズになった自分の嫁をなでるような力加減で塗ると、尚グッド。
広いところなので、手の平でぱーっと塗ってもらって大丈夫です。
腕と足は、直接腕や足に出して塗り広げます。
適量は、
- 腕:腕に一本線を引くように
- 足:足に二本線を引くように
こんな感じ。
で、腕と足はかなり広いので、ぱーっと塗ろうとすると、どうしてもこすって刺激になりがちです。
なので、腕と足はスタンプ塗り。
「置き広げる」ようなイメージで、広げてください。
自分ではあまり気づかなかったけど、今日研修ですっぴんになったら、先生に「首は白いのに、顔は日焼けしてますね~」って言われました。
日焼け止めも塗らずに、近場の文房具屋に行くからだね。仕方ないね。
本腰入れて日焼け止め塗らないと、紫外線の攻撃は既に始まってます。
どうぞ塗り方参考にして、紫外線から肌を守ってくださいね。